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”眼瞼下垂(がんけんかすい)のサイト”へようこそWelcome to Site of Blepharoptosis

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ライフワークとして眼瞼下垂(がんけんかすい)症の治療に取り組み、約800眼/年、現在までに6000眼以上の眼瞼下垂症とその類縁疾患の手術を行ってきました。既存の治療法にいろいろと問題点を感じて、患者満足度をあげるべく様々な改良を続けてきました。

このサイトでは、20年以上の眼瞼下垂症の治療経験で得た後天性眼瞼下垂・先天性眼瞼下垂・眼瞼痙攣(がんけんけいれん)などの情報を一般市民の皆様に発信いたします。


眼瞼下垂はとてもつらい......

実は私も眼瞼下垂の患者です。眼瞼下垂の症状はとてもつらいことをよく知っています。開きにくいまぶたを一日中挙げておくのはとても大変なのです。まぶたの重み、眼の疲れ、眼の奥の痛みや違和感、偏頭痛や首の後ろの痛み、まぶしさや昼間の眠たさなどのつらい症状が一日中続きます。

しかも、眼瞼下垂は美容面にも著しく影響し、放置しておくと顔の表情をどんどん老化させます。眼瞼下垂に気付いたら早めの治療が望ましいのです。


腱膜4点留め部分切開法のお勧め

大人の眼瞼下垂症で強くお勧めする治療法は、”部分切開法(小切開法)”による眼瞼挙筋腱膜前転術です。7-15mm程度の短い切開から眼瞼下垂の修正を行う低侵襲手術です。

1999年に米国で報告された小切開法を2005年に採用しましたが、その後切開の長さや腱膜の処理に対し改良を行いました。現在では、確実性に関しても一般的な”全切開法”と比べて遜色なく治療できる術式になりました。 私は現在では全切開法はほとんど行っておりません。

高齢者の患者さんにも若い患者さんに対しても第1選択としてお勧めできる術式として国内外の学会や論文での報告を続けており、部分切開法はかなり世に広まってきたように思います。

部分切開法眼瞼挙筋腱膜前転術で治療を行いますと、「こんなにも簡単に!」と驚かれる患者さんが多いものです。シンプルな眼瞼下垂の手術なら片眼15分程度確実な治療が出来ます。術後の腫れ・傷跡が少ないために社会復帰が早く、片眼ずつ手術を受ければ眼帯や眼鏡で隠すことによりほとんど仕事を休まずに治療を受けることもできます。本術式はたるんだ皮膚切除をしません。皮膚切除が出来ないことは本術式の短所と思われがちですが、眼瞼下垂の手術では実は皮膚切除が必要でないことが多いのです。眼瞼下垂ならば、まずは部分切開法での治療を検討しましょう。

注:このサイトは、一般市民の皆様向けの情報サイトです。医師の方は手術解説書や論文をご参照下さい。このサイトでは、自らの経験の中から自ら考え理解した内容を、一般市民のみなさま向けにアレンジして発信させて頂いてます。用語の呼び方や定義、術式の位置づけやその使い方など、実際に治療を行っている医師にとって違和感を感じる内容が多いと思います。

新着情報Pick up

  • 2016.09.26:手術のページを更新しました。→こちら
  • 2014.03.16:後天性眼瞼下垂のページを更新いたしました。
  • 2014.05.12:まぶたのサイト」を「眼瞼下垂のサイト」としてリニューアルしました。
  • 2006.   まぶたのサイト」オープン

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